こんにちは、ぽてちです。
いきなりですが、親と外出した思い出が、私にはありません。
一緒にスーパーに行ったことも、コンビニに入ったことも、年に数回あったかどうか。
「お母さんとお父さんとお出かけしたんだ!」
そんな言葉を口にしたことは、⋯⋯できたことは一度もありませんでした。

親の仕事がいそがしかった、と言えばそれまでなのかもしれませんが、一度もないというのは普通ではなかった気がします。
行かないことが”当たり前”化していた日常
多くの子どもにとって「親と一緒に出かける」のはごく自然なことだと思います。
でも、私にとってはそれが欠けているのが普通でした。
だから、周りの子が親と買い物していても、羨ましいと感じることすらありませんでした。
そもそも比較できる経験がなかったから。
「行かないのが当たり前」だったのです。
一緒に公園等に行った記憶がない
金銭的な事情や仕事の都合などの理由で、ほとんど出かけない家庭は少なくないと思いますし、自分の両親にも理由はあったと思います。
でも、母と公園に行った記憶すらありません。
小さな遊びや短いおでかけさえ、なかったのです。
子どもにとって、特別なお出かけじゃなくてもいい。
五分、いや一分でもいい。
「一緒にいようとしてくれる」その時間が、僕にはとてつもなくほしかった。
大人になった今だからこそ思うこと。
当時は「これが普通」と思っていました。
けれど大人になった今、やっと「少し寂しい子供時代だな」と感じます。
外出の記憶がないということは、家族との思い出の空白がある、それもとても大きなものであるということ。
その空白は、大人になってからじわじわと心に響いてくるものなのだと気づきました。
親と出かけた思い出はありますか?
スーパーでも、公園でも、何気ない時間でも。
私にはなかったその時間が、実はとても尊いものだと今は分かります。

自分自身が親になったからこそはっきりとわかったのですが、家族と過ごす時間は本当に大切にしないといけないと思います。

出張で家を空けてしまうこともあるのですが、家にいるときは一緒に過ごす時間をたくさん作り、寂しい思いをさせないよう努めています。
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